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手書きサインのデジタル化が叶えるkintoneによる業務効率化

卸売業、小売業
2026.08.07

株式会社JR東日本クロスステーション様 / 手書き2プラグイン

目次

株式会社JR東日本クロスステーションについて:

株式会社JR東日本クロスステーションは、「協奏価値創造企業」として駅を起点とした多様な事業領域を展開する企業です。その中でデベロップメントカンパニーは、「エキュート」や「グランスタ」といったエキナカ商業施設を展開し、各駅のロケーションや地域性を活かした魅力向上を推進しています。
本事例は、同カンパニーが運営する「グランスタ」における、食品ロス削減と業務効率化を両立させた取り組みです。

株式会社JR東日本クロスステーションについて:https://www.jr-cross.co.jp/corp/

手書き2プラグインの利用について:

導入目的

商業施設「グランスタ」では、営業時間内に売り切れず、営業終了後に廃棄予定となってしまうお弁当や惣菜などの商品をテナントから買い取り、従業員へ安価に販売する食品ロス削減の取り組みを行っています。
従来は、21店舗のテナントからの商品買取数を紙の台帳に手書きで記録していましたが、退勤時の慌ただしい時間帯に作業を行うため文字が乱れやすく、判読しづらい数字の確認作業が発生する課題がありました。さらに、月末には紙を回収してExcelへ手打ちで入力・集計していたため、先方への請求書発行依頼などの処理に多大な時間を要していました。
この状況を改善すべくkintoneによるアプリ化が決定。元々、紙の上で数の確認の証跡としてテナント側からサインをもらう運用を行っていたため、デジタル化以降も確実にサインを証拠として残し、履歴管理できる仕組みを実現するために手書き2プラグインを導入しました。

導入効果

手書き2プラグインを導入したことで、確認の証跡となるサインを確実にkintone上に画像として残せるようになり、紙の台帳で行っていた運用をスムーズにデジタルへ移行できました。
これにより手書きの記録特有の読みづらい数字がなくなり、確認作業が完全に解消されました。
導入したプラグインは、契約したその日のうちに設定が完了するほどシンプルで扱いやすく、現場の抵抗感もなくスムーズに浸透しました。運用当初は、保存ボタンを押すとサインが記入欄からクリアされるため、本当に保存されたのか現場が不安になる場面もありましたが、現在はサインが画像として保存される仕組みを理解し、安心して利用されています。

kintone導入の体制や効果:

食品ロス削減に向けた取り組みにおいては、kintoneの導入によって自動計算が実現されたため、月末月初の面倒な集計作業を行う必要がなくなり、取引先に渡す書類を出力して送るだけになったことで、大幅な業務効率化を達成しています。

また、kintoneの利用範囲は社内業務にとどまらず、各テナントへの情報発信プラットフォームとしても活用されています。防災情報や連絡事項の配信をはじめ、従来は対面やメールでやり取りしていた各種申請業務もkintone上に集約されました。kintoneによってテナントとの円滑なコミュニケーションと業務のデジタル化が進んでいます。

DX推進体制としては、「ビジネスソリューションユニット」の業務改善メンバー4名が中心となって活動しています。各拠点から上がった要望に対して改善を行っており、現場からの「アプリ開発申請」や、各拠点に配置されているDXチームのメンバーとの定期的な打ち合わせを通じて開発を進めています。また、現場自身が課題だと気づいていない潜在的な問題に対しても、ユニット側からアプリ作成を提案・アプローチすることで、会社全体のDXと業務改善を強力に牽引しています。

今後の展望:

今後は手書き2プラグインについて、サインとしての利用に留まらず、販促物の構成検討や修正指示など、新たな使い道を模索していきたいと考えています。
また、kintoneを単なる業務アプリとしてだけでなく、重要なデータの蓄積場所としてさらに活用を拡大していく方針です。具体的には、テナントの「業務日誌」としての活用や、現在はチャットツールでの共有により時間が経つと流れてしまう情報を適切に共有・蓄積する場所として、kintoneを活用していくアイデアを描いています。

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