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帽子の色とタブを連動! 80名以上の園児を直感的に選ぶkintone活用

教育、学習支援業
2026.08.07

城崎こども園様 / タブ表示プラグイン、ドロップダウン絞り込みプラグイン

目次

城崎こども園について:

兵庫県豊岡市の城崎温泉街に位置する城崎こども園は、昭和28年の開園以来、長年にわたり地域の子育てと保育を支え続けてきた歴史ある認定こども園です。
現在は在籍園児数80名以上を数え、培ってきた保育の実績と地域の信頼を基盤としながらも、園児たちの日々の活動や遊びの様子をタブレットを用いてリアルタイムに記録するなど、質の高い保育環境の維持と円滑なデータ管理を両立させています。

城崎こども園について:https://www.kinosaki-kodomoen.ed.jp/

タブ表示プラグインの利用について:

導入目的

同園では元々、表計算ソフトを用いて園児の活動記録を入力していましたが、データ量の増加に伴って動作が重くなり、入力ストレスが生じていました。また、現場の保育士にはITリテラシーにばらつきがあるため、誰でも直感的に操作できる分かりやすい画面設計が求められていました。
そこで、大量のフィールドや情報を整理する一般的な用途ではなく、80名を超える園児の中から、活動に参加した子どもをスムーズに選択できるようにするための、選択肢の整理を目的として、タブ表示プラグインの導入を決定しました。
さらに、1社の提供元から複数のプラグインを導入することで、取引にかかるコミュニケーションのコストを下げられる点もジョイゾーのプラグインを選定する重要な決め手となりました。

導入効果

導入後は、タブを切り替えるだけで該当学年の園児名が並び、直感的に選択できる仕組みが実現しました。さらに、タブの色を実際の学年が着用している「帽子の色」と一致させる工夫を施しました。これにより、システムに詳しくない現場の先生でも視覚的に迷うことなく、スムーズに入力できるようになりました。
その結果、以前の表計算ソフトでは従来クラスごとにバラバラのシートに分かれていた情報を、違和感なく1つのアプリに集約することが叶いました。これまで叶わなかった、園全体を横断した確認や検索、一気通貫でのデータ分析が可能となっています。
また、タブの項目名には「年少」「年中」といった現在の学年名ではなく「卒園年度」を基準とした名称を採用しています。この工夫により、年度が繰り上がってもkintoneやプラグインの設定を毎年変更する手間が発生せず、一人でシステムをメンテナンスする管理者の負担も軽減されました。

ドロップダウン絞り込みプラグインの利用について:

導入目的

表計算ソフトからkintoneへの移行に伴い、データを1つのアプリに集約する場合、20種類ある全学年の遊びの項目がそのまま並ぶと、選択肢が多すぎて現場での入力が煩雑になるという課題が想定されましたが、Excel のように関連する項目のみに絞り込む仕組みを手軽に実現するのはkintoneの基本機能では難しいことがわかりました。
そのため、園全体のデータを1つのアプリに一気通貫で統合しながらも、選択した学年に応じて関連する項目だけを絞り込んで表示させ、スムーズに記録を行える環境を作ることを目的に、ドロップダウン絞り込みプラグインを導入しました。
また、タブ表示プラグインと同様に、同一メーカーで揃えることでやり取りの手間を減らせるメリットも考慮されました。

導入効果

本プラグインの導入により、大分類(学年)>中分類(場所)>小分類(遊び)という3段階の絞り込み機能が実装され、選択肢がスマートに制御されるようになりました。
これにより、現場で活躍する約20名の保育士が、日々の保育活動の合間であっても迷うことなく、リアルタイムにその場でタブレットから活動記録を入力できる環境が実現しました。
各年齢やクラスに応じて、関係のない項目が自動的に排除されるため、先生方が操作に戸惑うことなく、スムーズかつスピーディーに入力を完了できるようになっています。
またこれまでの表計算ソフトを活用した活動記録における業務フローを、入力ストレスを感じさせることなくkintoneへ移行できたため、現場の先生方にも違和感や負担なく、自然な形で受け入れられています。

kintone導入の体制や効果:

当園におけるkintoneのアプリ構築およびプラグインの設定、日々のメンテナンス業務は、すべて園長が独学で進めています。
約20名の職員が利用するシステムですが、導入時には操作手順を説明した動画を作成・共有する工夫を行いました。
これまでの業務フローを大きく変えずにkintoneへ置き換えたこと、そして元々のシステムに感じていた動作の重さやストレスが解消されたことから、現場の先生方から抵抗感はなく、スムーズに浸透しました。

今後の展望:

今後の理想としては、当園と同じような悩みを持つ他のこども園へ、今回構築したアプリとプラグインの設定をパッケージとして簡単に共有できたらいいなと考えています。自園の別アカウントへの移行も含め、そうした設定のエクスポートや横展開が手軽にできるようになればありがたいです。
また現在はGoogle AI Studioを活用し、一次処理的な作業を任せていますが、将来的にはプラグインからAIを活用した内製システムへの切り替えも検討しています。ただ、現時点ではまだ技術的な難しさがあるため、両者の良いとこ取りをしながら、プラグインの安定性を活用しつつ検証を重ねていく方針です。

関連Connection

稟議や経費処理から領収書・見積書の発行、人事評価計算に至るまで、ほぼすべての業務プロセスがkintone上で一元管理されるようになりました

毎週のWeb会議で実際に動くシステムを使って動作確認ができたので、進捗が分かりやすく安心してシステム開発を任せられました。