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卸売業
2025.12.23

株式会社GSIクレオス 様 / 全社横断型の営業案件データ一元管理システム

目次

経緯:現行システム保守の終了に伴い、新しいワークフロー環境としてkintoneの活用範囲を広げることに

◯kintone導入前はどのような形で業務をされていましたか?

当社は1927年に生糸の輸出業で創業して以来、繊維原料から、生地、アパレル製品、化学品、ホビー商材、機械、半導体部材、ナノテクノロジーに至るまで事業領域を拡大し、国内外のネットワークを駆使してグローバルに事業を展開しています。

kintone導入前は営業に関する情報共有は定期的なミーティングや資料共有など、すべて人を介して行われており、時間と労力を消費するうえ、評価や分析などは満足に行えていませんでした。そこで業務の効率化を図るべく、2019年に全社横断型DXプロジェクト「SMILEプロジェクト」を立ち上げました。その一環としてkintoneによる営業案件データの一元管理を計画したのですが、技術的な課題に直面し、計画は頓挫しました。
既にSalesforceを運用していた部署の1万件超の案件データをkintoneへ移行する過程で、Salesforce上の案件名に重複があるためユニークキーとして使用できず、CSV読み込みが不可能になるといった事態が多発。さらに担当者の退職によりkintone管理者が不在となり、移行作業は停滞し、限られた時間とリソースの中で「何を、どう進めるべきか」という明確な道筋を見出せない状況でした。
課題整理から解決策の提案まで一気通貫でサポートできる専門家の支援が急務となっていたのです。

課題:Salesforceからkintoneへの移行において技術的障壁が発生し、1万件超のデータ移管作業が停滞していた

・ルックアップ機能使用時にSalesforce上の案件名が重複しており、ユニークキーとして機能せず、CSV読み込みが不可能といった課題に対処できる技術力に欠けていた

•担当者の退職によりkintone管理者が不在となり、作業継続が困難な状況に陥っていた

・早急なkintone実装のために、専門知識を有するプロによるサポートが必要不可欠だった

成果:1万超の案件データをSalesforceからkintoneに移行し、全社的なデータ一元管理体制を構築した

・取引先担当者マスタ、案件管理、活動履歴など各部署それぞれに用意し、kintoneでのデータ連携を実現

・ステータス変更履歴機能により営業活動の定量化を実現し、見積もり取得から成約までのサイクル分析やパフォーマンス評価が可能となった

・各部署にkintone管理者を配置し編集権限を付与することで、現場ニーズに応じた迅速なアプリ改修と全社的な運用促進体制を確立した

 

 

◯kintoneを導入した結果、どのような業務改善が図れましたか?

ジョイゾーさんのサポートにより、Salesforceからkintoneへの移行作業が大幅に加速しました。自社では解決困難だったルックアップ機能のユニークキー問題についても、複数キーの組み合わせによる解決策をご提示いただき、課題をクリアすることができました。

特に大きな導入インパクトを実感したのが案件のステータス履歴の管理機能です。当社ではkintone導入の意義として「定性情報の定量化」を掲げていましたが、kintoneによって業務のスピード感を定量的に把握できるようになりました。
従来のドロップダウンによるステータス管理では遷移状況が不明確であったのに対し、今回導入していただいた「ステータス変更プラグイン」を活用した履歴保存機能によって、例えば見積もり取得から次アクションまでの日数を案件管理アプリ上で把握可能になりました。これにより成約率向上に向けた営業サイクルの分析・改善に活用できています。

これらに加え、全体ポータル表示画面のカスタマイズや導入プラグインのエラー改善など、具体的な使用感向上にも取り組むことができました。結果、比較的短期間でkintoneの機能・UIが当社業務に最適化されたと思います。

 

◯現在のkintoneの運用状況

現在は取引先マスタ、取引先担当者マスタ、案件管理、活動履歴などのアプリを全部署で運用しています。確実な業務浸透を図るため、kintone活用度をKPIとしてモニタリングしており、案件登録率や社員別のログイン率などの指標を設定し、管理職に定期的にデータを共有する仕組みを構築しました。

同時に、業務現場のニーズに応えた「使いたくなる」アプリ開発も行い、現場への導入を進めています。部署ごとにDX進捗や改善課題が異なる状況を踏まえ、各部署にkintone管理者を配置しました。kintone管理者はDX適性のある人にレクチャーを行った上でアプリ編集権限を付与しています。
担当者は自部署のアプリ運用を通じて要望・質問を吸い上げ、対応可能な改修であればクイックに実行し、新たなアプリが必要な場合は当社のDX推進チームにエスカレーションするような、kintoneの開発・改修・現場還元がスムーズに循環する体制を整備しています。

こうした取り組みにより、競合他社の製品情報や顧客導入済み設備のデータベースを外出先からスマートフォンで即座に確認し、営業支援ツールとして活用できる機能なども生まれています。

 

◯ジョイゾー選択したポイント

当初、ジョイゾーさんに依頼したのは主に「データ移行に関するアドバイス」でしたが、ジョイゾーさんのコミットはそれに留まりません。

常に「他に困ったことはありませんか?」と当社の課題を積極的にヒアリングし、kintone導入・運用に関わる問題を包括的に対応いただきました。おかげでkintoneの運用体制を早期に構築することができたと思います。

商社である当社にとって、多くのシステム開発業者が採用している「人件費1人1日いくら」という算出方法は馴染みの薄いものでしたが、ジョイゾーさんの対面開発サービス「システム39」は定額型の料金体系であったため、社内稟議を通しやすく、予算計画も立てやすかったです。また他社と比較しても価格が適正であった点も決め手でした。

開発期間中、ジョイゾーさんのエンジニアは毎回の打ち合わせに必ず出席し、フロントに立ってその場で開発を進めてくれました。打ち合わせ中に急に湧いたアイデアもすぐにkintone上で検証でき、とにかくスピーディーという一言に尽きますね。

 

◯打ち合わせにおいて、Zoomの対応にどのような印象を持たれましたか?

打ち合わせは全てオンラインで実施しましたが、特に不都合は感じませんでした。
打ち合わせの動画を共有していただけるため、社内で内容を復習しながらkintoneアプリのブラッシュアップに活用することも検討しています。

◯今後のkintone利用の展望

将来的には、WordやExcel、PDFで管理している交際費台帳や出張報告書、見積書などの帳票類を、作成から出力まですべてkintone上で完結させたいと考えています。

DXの達成には期間限定で特定テーマだけに取り組むのでは不十分で、当社の事情を深く理解し、歩調を合わせてくれる伴走者が欠かせません。DXは長い道のりだからこそ、信頼できるパートナーが必要なのです。初期から関わってくださったジョイゾーさんには、今後も継続してサポートをお願いしたいですね。

業務内容

繊維製品、工業製品の卸売り・輸出入

従業員数

約301名

利用人数 約200ユーザー
利用部門

繊維事業部門、工業製品事業部門

利用端末

PC(Windows)、スマートフォン(iPhone)

カスタマイズの有無 なし
連携サービス

krewData、kBackup、ATTAZoo+、kinveniシリーズなど

株式会社GSIクレオス 様

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