富士技研工業株式会社 様 / 受発注・在庫管理システム
目次
経緯:FAX文化が根強い業界で、アナログな拠点間連携をデジタルへ転換
当社は、金属表面処理薬品のメーカーとして、自社製品の開発から受託製造(OEM)までを一貫して手がけています。
導入前は、注文書などのFAXが拠点間をぐるぐると回っている状態でした。
お客様からの注文を本社で受け、工場へFAXで指示を出し、工場から本社へ原料発注のFAXが届くといったアナログな往復が繰り返されていました。
情報の追跡が困難で、社長である私が夜な夜なFAXをひっくり返し、内容を修正・確認する作業が日常化していました。また、これまでの20年間、棚卸しはExcelで管理してきましたが、入出庫との連動はなく、リアルタイムな在庫把握には限界がありました。
このような非効率を解消すべく、グループ会社の勧めもあってkintoneの導入を検討し始めました。
自社に合うパートナーを探すべくAI(ChatGPT)に相談したところ、ジョイゾーさんの名前が挙がりました。スピード感を重視していた私は、webサイトを確認してすぐに問い合わせを行い、打ち合わせでのデモンストレーションを経て「これならいける」と即決しました。

課題:拠点間にまたがるアナログ管理の脱却
- 拠点間をFAXが往復し、情報の追跡や進捗把握に多大な時間と人的コストがかかっていた。
- 原料発注や棚卸しが個別管理されており、製造現場と事務方の在庫情報がリアルタイムに連動していなかった。
- 事務所にいないとFAX確認ができず、経営判断や事務作業が特定の場所に縛られていた。

成果:業務の可視化と「どこでも働ける環境」の構築
- 受発注情報のデータ化により、社長による深夜のFAX突き合わせ確認作業が98%削減された。
- 原料の入庫と製造がkintone上で連動し、在庫状況の正確な把握と棚卸し業務の効率化が実現した。
- 外出先や車中、自宅からでも業務が可能になり、事務方の在宅勤務も実現した。


◯kintoneを導入した結果、どのような業務改善が図れましたか?
最大の成果は、原料の納期や工場の受領状況が一覧で「一目瞭然」になったことです。
以前は、山のようなFAXファイルから必要な情報を探し出し、齟齬がないか確認するだけで膨大な時間を費やしていました。現在はkintoneを見るだけで、原料の納期や製造の進捗が一目でわかります。これにより確認作業が削減され、本来の経営業務に集中できるようになりました。
また、製造現場でも、製品数を入力すれば原料が自動で引き落とされる仕組みを構築したため、現場の入力負荷軽減にもつながっています。

◯現在のkintoneの運用状況
社員25名のうち、事務方や工場長など11名がアカウントを活用しています。PC操作が苦手なスタッフには得意な人が教える体制を整え、社長である私自身も積極的に手を動かして現場の要望を反映させています。
また、配送管理には「カレンダーPlus」を導入しました。これは当初の計画にはなかったのですが、開発の進捗がスムーズだったため、ジョイゾーさんから提案を受け、余った時間を使って設定をしてもらいました。現在はドライバーがスマホから配送予定の確認や実績入力を行っています。私自身も子供の送迎などの隙間時間に、車中から受発注の進捗確認や実務ができるようになりました。

◯ジョイゾーを選択したポイント
一番は、スピード感と安心感です。
AIが推奨したというきっかけもありましたが、初回相談でこちらの要望を即座に形にする技術力を見て、「このパートナーなら任せられる」と感じました。他社では「ソフトの提供のみ」と言われることもありましたが、ジョイゾーさんは業務を深く理解した上で、その場でアプリを構築してくれます。
また、料金体系が非常に分かりやすく、追加費用の心配をせずにプロジェクトを進められる透明性も、中小企業の経営者としてはありがたいポイントでした。
◯打ち合わせの印象
2週間に1回というペースが、実際に試用して確認し、フィードバックを戻すサイクルとして絶妙でした。
目の前で画面がどんどん変わっていくライブ感のある開発スタイルは、こちらの意図が正しく伝わっているか即座に確認できるため、手戻りがありません。私自身も事前に作り込みたい内容を整理して臨んだことで、非常に密度の濃い対話ができました。

◯今後のkintone利用の展望
今後は、製品のロット管理や在庫管理の完全連動を視野に入れています。
現在は一部Excelで見比べている部分があるため、製造記録と出荷指示、製品在庫をリアルタイムでつなげたいです。
特に、ロットごとの分析表の添付や、どのロットがどこに出荷されたかの追跡をkintone上で完結させることで、より確実な品質管理体制を築いていきたいと考えています。
| 業務内容 | 化学薬品の製造 |
| 従業員数 | 25名(2026年1月時点) |
| 利用人数 | 11ユーザー |
| 利用部門 | 企業全体で利用中 |
| 利用端末 | PC、スマートフォン |
| カスタマイズの有無 | 無 |
| プラグイン/ 連携サービス |
k-Report、krewData、カレンダーPlus、自動採番プラグイン、条件付き書式プラグイン、テーブルフィールドコピープラグイン、PDFプレビュープラグイン、krewData手動実行プラグイン |
富士技研工業株式会社様の自動採番プラグイン、条件付き書式プラグイン、テーブルフィールドコピープラグイン、PDFプレビュープラグイン、krewData手動実行プラグイン事例について:
富士技研工業株式会社様は自動採番プラグイン、条件付き書式プラグイン、テーブルフィールドコピープラグイン、PDFプレビュープラグイン、krewData手動実行プラグインをご利用いただいています。
https://service.joyzo.co.jp/case/category/manufacturing/p11435/
