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学術研究,専門・技術サービス業
2025.10.16

株式会社国際協力データサービス 様

目次

受講を決めた理由:「kintoneを使った対面開発」を学び、将来的に自社サービスとして取り込み営業力強化に繋げたい

当社は1990年に設立されて以来、独立行政法人国際協力機構(JICA)を含む国際協力関連団体向けに、システム開発・運用・保守、ホームページ制作・運用、ヘルプデスクなどのソリューションを提供してきました。
J Campに参加した理由は、ジョイゾーさんの得意技である「kintoneを使った対面開発」を学び、将来的に自社サービスとして取り込んで営業力強化に繋げるためです。
当社はこれまで官庁系の入札案件を足場として事業成長に恵まれてきましたが、近年の市場環境の変化から、現状維持ではいずれ先細りは免れないように思われました。
新しいことに果敢に挑戦し、自ら変化を起こしていかなければ生き残れないという危機感を持つに至った結果、既存のお客様を大切にしつつも、民間企業向けの新規開拓に注力する戦略に転換しようとしています。しかし、これまで経験の少なかった民間企業への営業活動では、お客様との接点をどのように築いていけばよいかが課題でした。

ある時、ジョイゾーさんの対面開発サービス「システム39」の説明の機会に立ちあったのですが、ユーザーであるお客様と開発者であるジョイゾーさんがリアルタイムでシステムを一緒に作り上げていく共創に凄く可能性を感じました。私たちもこれまで対面開発に近いサービスをやってはいたものの、お客様の要望をきっちり受け止め、咀嚼した上で打ち返し、時にはお客様自身も気づいていなかったような盲点を掘り出して気づきを与え、さらに機能に落とし込んでいくプロセスを対面の場で完遂させる点において、私たちはまだジョイゾーさんの水準には達していません。業界を広く見渡しても、これほどの品質で対面開発ができるシステム業者はまだ少ないように思います。
ジョイゾーさんから直々に学ばせて頂こうとJ Campに申し込みました。

 

社内での募集方法:学んだスキルを自身の業務で活かせる素養を持っているかで指名をした

部門横断で参加者を指名しました。指名の基準はJ Campで学んだコミュニケーションスキルを自身の業務で活かせる素養を持っているかどうかです。
参加者の中には非エンジニアもいますが、お客様と接したり社内メンバーと議論したりする場面は部門と役職に関わらずあるため、J Campでの学びは応用が利くという期待のもと、参加者を幅広く募りました。

研修内容に関する感想:社内メンバーと共に頭と体をフルに動かし、皆で一緒にフィードバックを受けるという体験には額面に換算できない価値があると感じた

対面開発のロープレでは、kintoneを使うユーザー役、ヒアリングを行う設計担当役、開発を担当する役、そして客観的に評価する観察役に分かれ、役割のローテーションを数セット繰り返しながら、実際の対面開発の現場に近い状態でヒアリング手法や開発手法を実戦的に学んでいきました。そこで改めて気付かされたのは、kintoneについての知識や技術だけでなく、「お客様との対面時のコミュニケーション力」が対面開発の根本にあることです。お客様の要望のヒアリング、言語化、そして要求、要件定義から実装までの一連の流れを対面の時間内でやり切るには、お客様を早く、深く共感、理解するコミュニケーション力が必要だったのです。

これらの気づきはジョイゾーさんのフィードバックのお陰で得ることができました。ジョイゾーさんはそれぞれの参加者のコミュニケーション上の強みや弱点を把握し、褒め言葉を添えながらも的確に指摘をされました。例えば、会話中に面倒な疑問点が出てきても深掘りせずにふわっと流してしまいがちな点や、相手の発した言葉を自己流に解釈してすれ違いを起こしがちな点など、普段のコミュニケーションでは気づきにくい自身の癖、それが仕事の品質に与える影響を一瞬で見抜いていました。おそらく座学だけではこのような学びを得られなかったと思います。
社内メンバーと共に頭と体をフルに動かし、皆で一緒にフィードバックを受けるという体験には額面に換算できない価値があるように感じました。

受講者の声:同僚の人となりや能力に対して色々な発見があり、今後のチームビルディングに活かせそうなヒントを得られた

・密度の濃いロープレを通じて、同僚の人となりや能力に対して色々な発見があった。今後のチームビルディングに活かせそうなヒントを得られた

・システム開発の現場を実際に見るのは初めてで、自社の仕事への理解が深まった

・自社でkintoneの対面開発サービスを展開するために必要な人材像をイメージできた

・技術力・営業力のアップだけでなく、新しいことへのチャレンジを楽しむ文化に変わるきっかけになった

・対面開発の完成形をお手本としてジョイゾーさんに見せて頂いたので、自分たちが目指すべきレベルが明確になってよかった

受講後の取り組み:日常の業務でも活かされ、システム開発業務でのお客様へのヒアリングなどプラスの影響を実感

対面開発の技術を引き続き鍛えていくべく、約1週間に1回のペースで社内ロープレを実施しています。また、社内の他のメンバーにもロープレの臨場感を体験して貰うために、オンラインでロープレを公開したり、広報記事として発信したりしています。
J Camp未受講の社員からの参加もあり、社内に良い流れが生まれています。
J Campでの学びは早速日常の業務でも活かされ、システム開発業務でのお客様へのヒアリングや、リモート会議で画面共有しながらの説明など、プラスの影響が現場で実感されつつあります。新しいサービスとしてkintoneの対面開発を打ち出していく機運を今後も高めていきたいです。

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今回のJ Camp受講を機に、自分たちの現在地と目指すべき目標を明確に描くことができました

kintone の⾃社開発に取り組む中、各業務ニーズに合わせて kintone からのパフォーマンスを引き出すには、やはり専⾨家の知⾒が必要だと思うようになりました

機能過剰だったツールをほとんど活用できずランニングコストが負担になっていましたが、kintoneに移行し業務を行う上で、管理ツールとして過不足なく実装され、ツール費用が約60%削減できました。

今ある課題に対してどうすれば解決できるのかを、kintoneの専門家と一緒に相談しながら打ち合わせできるサービスは、士業されている方にとってはすごく使いやすいんじゃないかと思います。

すでにあるアプリのカスタマイズはできますが、一からつくるのはハードルが高く、私自身も開発まで行う余裕がありませんでした。それなら専門家に依頼するのが一番いいと思ったんです。 誰が見ても、コンサルがそれぞれの顧客に対して、いつ、どんな対応をしたのか、すぐ把握できるようになりました。

アプローチ漏れを防げることや、スキマ時間にタイムリーな営業ができることなど、アプリに情報を入力することで受注率の向上や業務効率化につながっていると強く感じています。今やkintoneのない運用スタイルは考えられないですね。

正直、kintoneの扱いには苦手意識がありました。でもジョイゾー様の丁寧なコンサルティングのおかげで初回の無料相談時にはおおよその骨格ができ、さらに手厚いフォローで効率性の高いシステムを構築できました。一人では到底ここまでできなかったと思います。

開発中はkintoneのゲストスペースを利用して、コミュニケーションがとれたので、スピーディーにこちらの希望に寄り添った対応をしてもらい、開発工程もシステムの仕上がりも満足しています

システム39は無駄なく必要なものを作るというのを理解しながら進めることが出来た。なにより、一緒に苦労して作り上げたというチームという感覚があり、楽しくシステム開発を行うことが出来ました。